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神戸空港国際化を踏まえた国際都市の取り組みについてについて(本会議・代表質問/令和7年2月25日)

令和7年2月25日開催の本会議【代表質問】における、神戸空港国際化を踏まえた国際都市の取り組みにに関する質疑報告です。
市政報告46号にも掲載しております。

※以下、令和7年2月25日、本会議【代表質問】での質疑抜粋・要約

※本記事に記載の役職・肩書等は、令和7年2月25日現在のものです

神戸空港国際化を踏まえた国際都市の取り組みについて

【久元市長】

 歴史ある国際港湾である神戸港に加え、神戸空港が国際化し、世界とつながることは、神戸にとって大きなチャンスです。この2つの港を大いに活用し、ビジネス面で人や物の双方向の流れを生み出すとともに、インバウンド誘客にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

 このため、令和7年度予算案においては、神戸空港国際化に向けた様々な関連施策を盛り込んでいます。まず、ビジネス交流の面では、アジア地域での海外商談会の開催や、海外企業との商談サポートを新たに実施するとともに、市内企業の海外展開支援や神戸への投資誘因、高度な外国人材の獲得に取り組むため、シンガポールに新たな拠点を設置することとしています。

 観光誘客の面では、手荷物預かり、配送サービスの導入による手ぶら観光の推進や、観光情報の多言語化など、快適で利便性の高い受入れ基盤の整備を進めます。また、観光サイトのリニューアルや東アジアや東南アジア向けのプロモーションの拡充により、情報発信を強化し、市内での滞在消費拡大や神戸への再訪を促していきたいと考えています。

 経済波及効果が大きいMICEの誘致を強化するため、一定要件を満たす国際会議、展示会の施設利用料を無料化するとともに、ポートライナー三宮駅のホーム拡張、空港アクセスバスの増便など、交通アクセスの強化にも取り組んでいきます。

 2030年前後の国際定期便就航を見据え、経済界とも連携し、これらの取り組みを着実に進めていくことで、市内企業の成長や新産業の育成、地元消費の拡大につなげ、神戸経済の持続的な発展を実現していきたいと考えています。

 神戸空港国際化は、都心・三宮の再整備と併せて、神戸が新たな国際都市に生まれ変わる絶好の機会です。この機会を最大限生かしていくためにも、全市一丸となって重点的・戦略的に取組を進めていきたいと存じます。

  

【久元市長】

 国際チャーター便については、これまで今西副市長を本部長とした4局で構成する神戸空港国際化本部が、組織横断的にこの誘致に取り組んできました。その効果もあり、4月18日からは、韓国、中国、台湾の5都市と、週40便の運航と、それからゴールデンウイークにはベトナムとのチャーター便が予定されているところです。

 そこで、2030年前後と見込まれます国際定期便就航に向けたエアライン誘致を進める必要がありますが、それにつきましては2 つの戦略があるのではないかと考えています。

  1つは、国際チャーター便として就航することとなる航空路線の定着拡充です。この点については、例えば大韓航空の責任者の方からは、国際定期便を考えるということを明言をしていただきましたので、この可能性というのは十分にあるのではないかと思います。

 もう1つは、河南議員からの指摘のように、近年成長が著しい東南アジアへの路線開拓です、新規の路線を誘致をするということです。

  国際チャーター便の定着・拡充に向けては、まずは安全・安心・快適に神戸空港をご利用いただけるように、確実に運用をスタートをさせるということが、これが今後の取り組みにつながっていくのではないかと思います。

 また、安定的な運航を継続するために、ビジネス需要の拡大とともにインバウンドのみならず、神戸以西の新たな市場開拓など、アウトバウンドの需要創出を、これまで以上に地元経済界や航空会社などと密接に連携して取り組んでいきたいと考えています。

 東南アジアの路線開拓に向けては、これまでも議会や地元経済界を中心に、シンガポールやマレーシア、インドネシア、ベトナム、タイなどを訪問をしていただき、経済交流や観光交流、ビジネスマッチングなどを行うなど、官民一体となった取り組みが進められてきました。

 今後とも引き続き、東アジアとの就航路線を拡大するとともに、新たに開設されるシンガポール拠点事務所も活用し、ビジネス交流をさらに推進するなど、東南アジアへの新規開拓につきまして、関西エアポート神戸株式会社や地元の経済界、議会と連携し、官民一体となって積極的に取り組みを進めていきたいと存じます。

  

  

【今西副市長】

 4月18日からの国際チャーター便の受入れについては、神戸空港として初めての国際線の運用となることから、安全・確実に国際化をスタートできるよう、まずは1日最大6便、週40便とさせていただいたところです。

 第2ターミナルとして1日8便以上の受入れは可能と考えいて、今後、運用を進める中で、関西エアポート神戸をはじめとする関係者と、受入れ拡大に向けた協議・検討を行っていきたいと考えています。

 一方で、第2ターミナルについては、これまでも整備基本計画で示しているとおり、関西3空港懇談会のコンセンサスの下、国際チャーター便の需要に対応するため整備をしたものです。国際定期便1日最大20便を受け入れるためには、空港基本施設であるエプロンの拡張と併せて、ターミナルの容量や機能、利便性をさらに強化していく必要があると考えています。

 今後、関西エアポート神戸や各航空会社とも意見交換を行いながら、国際定期便の就航に向けた神戸空港の在り方について、スピード感を持って検討を進めていきたいと考えています。

  


神戸市会議員(中央区選出)かわなみ忠和  投稿:2025年3月31日

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