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企画調整局の主要施策について (企画調整局/令和7年2月28日)
令和7年2月28日に開催された予算特別委員会 第1分科会における、企画調整局との質疑報告です。
市政報告46号にも掲載しております。
※以下、令和7年2月28日、予算特別委員会 第1分科会【企画調整局審査】での質疑抜粋・要約
※本記事に記載の役職・肩書等は、令和7年2月28日現在のものです
企画調整局の主要施策について
【河南(かわなみ)】
全国的な少子高齢化、人口減少や東京一極集中など地方自治体を取り巻く環境はこれまでに経験をしたことがないような難局にあります。また、目まぐるしいテクノロジーの進化や刻々と変化する社会情勢、経済状況など、世の中の変化は待ったなしの状況であります。旧態依然としたやり方、考え方ではなく、新たな発想で積極的に施策展開を図っていく必要があります。
そういった中、企画調整局は重要施策の企画立案や総合調整機能を担っており、全市の施策を先導するような部局であると認識しています。しかし、令和7年度予算において企画調整局の主要施策には新規施策が掲げられておらず、物足りない印象を受けますが、局長の見解をお伺いします。
【辻󠄀企画調整局長】
令和7年度予算説明書で新規施策の記載がないと、物足りないという厳しい指摘についてです。
まさに質問いただいたように、企画調整局の場合は、全市的な総合調整機能と先導的なプロジェクトの政策立案機能という両面があろうかと思います。
企画調整局が前面に立って実施する新規施策を予算化する場合と、政策会議など通じて全市的な観点から新規施策を誘導もしくは関与していき、各局において予算化する場合と、予算化については、この2パターンがあると思います。
例えば、前者であれば大学の関係や、EBPMやDX、医療産業、東京事務所などのいわゆる事業系の話、後者については例えば、全市的な観点からの高校生通学定期の補助、子育てしやすいまち、神戸空港の国際化や、森林関係施策もそうだと思います。
前者の部分で、企画調整局のプロジェクト的な予算の説明書の事項には新規施策のマークが入っていないのですが、かなり幅が広く、個別に見ると例えば東京事務所の機能拡充の中には、その起業・創業プログラムの実施であるとか、少し新規に特化したような形の部分もあります。例えばスマートシティの中にもテクノロジーを活用した渋滞対策ですとか、産官学については共創プロジェクトもあります。そうしたものについては、拡充と取扱いをしています。
後者については、全市的な予算の編成の中で企画調整局の総合調整機能を発揮して、重要施策に深く関与しながら各局との議論をリード、神戸空港の国際化への対応であったり、都心、既成市街地、ニュータウンと森林再生、3つの再生という今年の予算の主要な施策がありますが、そういったところの提案に至っているというところです。
令和7年度においては、広報戦略部と秘書課は企画調整局のほうに移管、地域再生担当局長も新設するということで、そうした意味ではコントロールタワーとしての機能を強化していくと、官房的な機能を強化していくということだと思いますので、今後とも、指摘いただいたことも踏まえながら過去の延長線上ではなく、しっかり柔軟な発想を持って全庁挙げて活発な議論を行い、しっかりと骨太の新規施策を立案できるような形で取り組んでいきたいと思います。
【河南(かわなみ)】
(企画調整局には)わくわくするような夢のある将来像を描ける政策を、ぜひ前向きにやっていただきたい、先頭に立って各局を巻き込んでいただきたいという思いがあります。
ご答弁いただきましたが、魅力的な神戸になるためには変わっていかなければなりません。人口が増えるには、学校で神戸に来られる方もいるでしょう。神戸でビジネスされる方もいますし、子育てで神戸を選ぶ方もいらっしゃいますし、老後を神戸で過ごしたいというニーズもあるでしょう。それぞれに魅力がないと発展しないと思います。ぜひ今までと同じ立ち位置であってはいけないと感じていただきたいと思います。
神戸市においてやらなくてはならないのは、
人口の維持と行政サービス、安全・安心の提供だと考えます。
そのため人口減社会だからこそ、神戸に企業と人が来てもらわなければなりません。私はわくわくするということもそうですが、もっと貪欲に人口増を目指すと言っていただきたいのです。
これまでの久元市長は、限られた人口を奪い合うのは、行政サービスの無料化に走り消耗戦になり行き詰まる、というのが御持論であります。もちろん正解です。しかし、それを理解した上で、いやいや、魅力を高めて神戸人口増をやりますよ!と局から言っていただきたいのです。これは私の本音です。
神戸は行政サービスの無料化で人口拡大をしてきたわけではありません。産業と港湾が拡大したのに伴い、都市としての規模が大きくなったわけで、仕事があったわけです。
良い民間の仕事がある街になって欲しいのです。そのイグニッションになっていただきたいのが、企画調整局であります。そのためには経験を積まねばなりません。若手の方にいろんな経験をさせていただきたい。いろいろな局もそうですし、民間企業の経験や東京事務所もそうでしょう。議会での意見をしっかりと受け止めてほしいと思います。
いろんな意見があるのは議会ですが、それを丸ごと受け止めて、どうぞ頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
他にも、タワーマンションの問題も企画調整局が窓口になっており、私は、本会議(2月25日)と行財政局(2月27日)でも触れたのですが、ぜひ、タワーマンションの問題もしっかりとおまとめいただきたいと思いますので、要望しておきます。
神戸市会議員(中央区選出)かわなみ忠和 投稿:2025年3月31日